考えがまとまらないのは、考えをまとめる習慣を持っていないから。 考えをまとめる方法やツール(手段)へ行く前に、そもそも自分は「考えをまとめる習慣」を持っているのかをチェック!
この習慣さえ手に入れることができれば、「あぁ~考えが全っ然まとまんな~い」ということが驚くほど減るどころか、どんどん思考が整理されて「考える」ことが楽しくなります!
これまでたくさん「悩んで」、考えがまとまらない自分が嫌いで、解決しようと本を読んでも、なかなか解決しなかった私が辿り着いた、『考えるってこういうことだったのかーー!』という内容をお届けします。
専門家ではなく、同じように課題に取り組んできた者のお話がお役に立ちますように。
考えがまとまらないのは、考えをまとめる習慣を持っていないから。
こんな風に思ったこと、経験したことありませんか?
- なかなか考えがまとまらない、考えをまとめることができない
- そもそもどうやって考えをまとめたらいいの?
- 本に書いていることは難しいから、もっと簡単に使える手段はないの?
上記のような状態になっているのは、「考えをまとめる習慣」を持っていないからだったのです。
考えをまとめるのに役に立つ「マインドマップ」や「フレームワーク」などのツールや手法は数多くあります。しかし、これらのツールを使いこなす前の大切なことについて見落としがちになります。
あなたが自分で考えたことを表出しない限り、どんなツールも役には立ちません。
当たり前ですが、ツールが勝手に考えてくれたりしないからです(人工知能AIが画期的な技術なのはこの辺りからですね)。したがって、思考(考え)をまとめる方法やツールの使い方に行く前に、『考えをまとめることができる人』、言い方を変えると『考えをまとめようとしている人』になれているかを確認するところから始めましょう。
思考(考え)がまとまらない人の特徴
- 「悩む」ことを好み、「考える」を嫌っている人
- 「面倒くさがり」なのに「面倒くさいこと」をやっている人
- 何について考えているのか「テーマ」を定めていない人
- 見たこと・聞いたこと・知ったこと等を「情報」として捉えていない人
- 思考(考え)をまとめることが習慣になっていない人
このページはLogicalpopMindの「Mind」フィールドなので、
3.何について考えているのか「テーマ」を定めていない人
4.見たこと・聞いたこと・知ったこと等を「情報」として捉えていない人
5.思考(考え)をまとめることが習慣になっていない人
については「Logical」フィールドをご覧ください。こちらの「Mind」フィールドから先にご覧いただくことをお薦めします。(「Mind」を整えないと、いくら知識や方法を知っていても、行動には活かせないからです。)
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1.「悩む」ことを好み、「考える」を嫌っている人
「悩む」と「考える」は違います。
「悩む」
1 決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。
2 対応や処理がむずかしくて苦しむ。困る。
3 からだの痛みなどに苦しむ。また、病気になる。
4 とやかく言う。非難する。
5 (動詞の連用形に付いて)その動作が思うようにはかどらない意を表す。
コトバンクhttps://kotobank.jp/
「考える」
1 知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。
㋐判断する。結論を導き出す。
㋑予測する。予想する。想像する。
㋒意図する。決意する。
2 関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。
3 工夫する。工夫してつくり出す。
4 問いただして事実を明らかにする。取り調べて罰する。
5 占う。占いの結果を判断・解釈する。
コトバンクhttps://kotobank.jp/
「悩む」のは決めかねたり解決の方法が見いだせないからであり、一方で「考える」は知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせ判断する、結論を導き出すとあります。
つまりは、「考える」ことができるようになると、「悩む」状態は解消されていくのです。
「頭では理解しても簡単にはいかないでしょ!」と思った人は、そのようにいつも自分自身の脳にそのように働きかけているのです。
「悩む」ことが思考の癖として定着している人は、そこに捕らわれてエネルギーを浪費してしまうため「考える」ことができなくなります。つまり、いつまでも「悩み」から解放されることはありません。
「悩む」から「考える」へ思考を切り替えるには、思考の癖を自在に操っている感覚を手に入れることが重要です。これにより、あらゆることを「考える」ことが当たり前になり、「悩む」に捕らわれずにいられるようになります。
これらのことが課題と思い当れば、以下より詳しい具体例や解決方法を見てみてください。
具体例や解決方法などの続きは以下からどうぞ
悩みから自分を解放する「思考の癖」の操り方
2.「面倒くさがり」なのに「面倒くさいこと」をやっている人
ロジカルシンキング(論理的思考)や「考える」ことそのものが面倒くさ~い…
そう思う人の方が、実は面倒くさいことばかりをやってしまいがちです。
「面倒くさい」と思う価値観は人それぞれであると思いますが
- 作業がめんどうくさい
- 活力がない(どうせ考えても上手くいかないと思う)
- 複雑なことは苦手
- ハードルが高いと思ってしまう
このように日常思うことは誰にでもありますよね…。
しかし…上記の例を少し冷静に考えてみましょう。
- 作業がめんどうくさい⇒効率の良い作業にできればGOOD!
- 活力がない(どうせ上手くいかないと思う)⇒上手くいく可能性が高いと思えればGOOD!
- 複雑なことは苦手⇒簡単にできればGOOD!
- ハードルが高いと思ってしまう⇒ハードルの高さを調整できればGOOD!
「おぉ~なるほど!」と思えた人は、【1.「悩む」ことを好み、「考える」を嫌っている人】ではない(または改善した)人なのでOKです!「ん~、都合よく言い直しているだけじゃない?」などと感じた人は【悩みから自分を解放する「思考の癖」の操り方】を再度見直してみてください。
上記の変換は何を示しているのかというと、「面倒くさい」のは「あなた自身が事柄を面倒くさくしている」からということです。
つまりは、「面倒くさがり」なのに「面倒くさい事ばかりをやっている状態になっている」ということです。これなら、いつまでたっても「面倒くさい」ことばかりに思えるのも無理はありませんね。そして、これには自覚がない場合がほとんどだと思います。これは、事柄に注目しているからですね。自分に注目できるようになっているあなたは、【悩みから自分を解放する「思考の癖」の操り方】をだいぶマスターできていると思いますよ!!
「面倒くさがり」ほど、自分の思考を整理する方法を身につけるべきだと思います。
「複雑」は「効率的」に、「難しい」は「簡単」に変換できるようになるので、「面倒くさがり屋さん」にはもってこいです(笑)
論理的思考(ロジカルシンキング)の手法とそれを使いこなすMindを整えるには、学びとトレーニングが必要ですが、それすらも「面倒くさい」と思ってしまう「思考の癖」を自在に操ることができれば、誰もが実感できるはずです…。一番「面倒くさい」のは自分だったということを(笑)
これらのことが課題と思い当れば、以下より詳しい具体例や解決方法を見てみてください。
具体例や解決方法などの続きは以下からどうぞ
面倒くさがり屋さん必見。一番「面倒くさい奴」は自分(脳)であるという自覚と変化(準備中)
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